タイ語を話せるようになりたい、タイ語をマスターしたいという方におすすめしたいのが「タイ語教室に通う」という学習方法です。タイ語は発音がとても大切な言語なのですが、日本のカタカナ発音では表現できない声調も多く含んでいるので、特にスピーキングに関しては独学で習得することがとても困難な言語です。そこで今回はタイ語教室の内容や、タイ語教室の月謝についてご紹介します。
タイ語を学ぶならタイ語教室がおすすめ
近年、タイは観光のみならず企業の支社や工場の進展地としても多く選ばれ、海外からの年間訪問者数は100万人を超えています。タイでは他の国ほど英語を話せる人が少ないため、タイで生活するにはタイ語の習得が必要不可欠です。そういうわけで、近年ではタイ語の習得スキルの需要も高まりつつあります。
タイ語をマスターする上でもっとも大切なのが“発音”や“イントネーション”といわれています。英語の場合、ネイティブな方にカタカナイングリッシュなどを呼ばれる少々発音が合っていない英語を話したとしても理解してもらえるところがありますが、タイ語の場合そういうわけにはいきません。というのも、声調が平坦な日本語とは違い、タイ語には5つの声調があるため発音がとても重要なのです。イントネーションが少し違えば言葉が通じないばかりか、全く違った意味として伝わってしまうことさえあるのです。そのため、ライティングだけではなかなか実践的なタイ語習得は難しいでしょう。
そこでおすすめなのがタイ語教室に通うという方法です。タイ語教室にはタイ人の講師の方のネイティブな発音に触れながら学ぶことができますし、発音や実践会話に特化した専門的なカリキュラムでタイ語を学ぶこともできます。
さまざまなタイプのタイ語教室
タイ語教室といってもさまざまなタイプの教室があり、自分のライフスタイルや学習目的、月謝料や立地、性格に合ったタイプの教室を選ぶことが可能です。まずはどのような教室があるのかを目的別やタイプ別にご紹介します。
「どこ」で学ぶか？
日本でタイ語教室に通う場合、さまざまな言語を曜日別に開校されている複合型外国語教室などが駅前などで開校しています。日本の教室ですが、タイ人の講師の方が教えてくれることがほとんどです。また、お仕事の関係でタイに出張される方、タイに留学されている方はタイ現地にある外国人向けのタイ語教室に通われている方も多くいらっしゃいます。忙しく時間がとれない、近くにタイ語教室がないという方は、スカイプ機能などを使いタイ語を学ぶことができるオンラインのタイ語教室などを利用する方法もあります。
「レッスン人数」や「レッスンの内容」は？
・レッスン人数
タイ語教室は1人のタイ語講師につき複数人が一斉に授業を受けるグループレッスンと、講師と生徒が1対1になり授業を行うマンツーマンレッスンのどちらかが基本です。グループレッスンよりもマンツーマンレッスンの方が自分のペースでタイ語を学ぶことができますが、月謝料は高くなってしまいます。また、グループレッスンでは同じ目的を持った仲間と意識を高め合えるというメリットがあります。
・レッスン内容
ライティングだけ学ぶ、スピーキングとヒアリングを学ぶ、ライティングもスピーキングもヒアリングも全て学びたいなど自分の学習目的に合ったレッスン内容を選択することができます。文字は書けなくても日常会話をとにかく勉強したい、という場合であればスピーキングとヒアリングをタイ語表記ではなく英語表記で学ぶことができる教室を選ぶといいでしょう。
日本でのタイ語教室での月謝料は？
日本のタイ語教室の特徴
日本のタイ語教室はタイ語を習得する目的や、目標とする習得レベルを明確にしているタイ語教室が多くあるため、自分の目的とする分野やレベルに合ったタイ語を学ぶことができるという特徴があります。
・日常タイ語を学びたい
・海外旅行で困らない程度のタイ語を身につけたい
・海外赴任などでタイに行くので、ビジネスで使えるタイ語を学びたい
・タイ語通訳ができるレベルのタイ語を習得したい
・タイ留学に備えたタイ語力を身につけたい
・タイ語検定の対策勉強をしたい
など細かな目的やレベルに応じた授業も日本であれば受講することが可能です。また、日本語が堪能なタイ人講師の方も多く、分からないところや疑問に思うことも日本語で気軽に質問をすることができます。
日本のタイ語教室の月謝の相場
日本でのタイ語教室の月謝の相場としては、週1回60分程度の授業を4回受講でグループレッスンの場合約10,000円、プライベートレッスンであれば約15,000円程度が相場です。また、この他に入会の際に必要な“入学金”や毎月の“教材費”が1,000円程度で別途かかるところがほとんどです。
タイ現地にあるタイ語学校の月謝料は？
タイ現地のタイ語教室の特徴
お仕事の関係でタイに赴任したのでタイ語を学びたい、タイに留学に来ているのでタイ語を学びたいという方はタイ現地にあるタイ語学校やタイ語教室に通うという方法があります。特に日本人が多く住むスクムビットという地域にはタイ現地に住む日本人に向けに開講しているタイ語教室が多くあります。現地の方が話すネイティブの生きたタイ語を学ぶことができる現地ならではのタイ語教室もあれば、日本人の生徒のみで学ぶことができるタイ語教室では、日本語での授業＋日本語の教科書で分かりやすくタイ語を学ぶことも可能です。また、実際に外に出て街で買い物をするといったフィールドワーク形式の授業を行えるのも現地の教室ならではです。
タイ現地のタイ語教室の月謝の相場
タイ現地のタイ語教室の月謝の相場ですが、タイ現地の教室では月謝制を導入している教室はあまりみられません。○回コース△△バーツ、〇分△△バーツと表記されているところがほとんどです。ちなみに相場は50分のグループレッスンで約500バーツ(約1,750円)、プライベートレッスンだと50分で約700バーツ(約3,500円)程度。3～6ヵ月かけ30時間分のチケットを自分の都合のいいときに消化していくというタイプであれば、グループレッスンで約90,000バーツ(約31,500円)、プライベートレッスンであれば約16,000バーツ(約56,000円)ほどで利用することが可能です。
まとめ
タイ語教室や教室のタイプ、月謝についてご説明しましたが、いかがでしたでしょうか。タイ語教室とひとことでいってもさまざまなタイプの教室があります。どんなシーンでタイ語を使いたいのか、どれくらいのレベルまで上達したいのか、読み書き両方学びたいのか、とにかく話せるようになりたいのかなど、自分に合ったタイ語を選べば実践効率も格段に上がるはずなので、目的や好みに合った教室を見つけてみましょう。また、レッスン方法やレッスン内容によって月謝料も大きく変わってきますので、無料体験などを利用しつつ決めていくといいでしょう。
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